千葉県東方沖で地震が頻発しているということで、大丈夫かな?って検索していたら、なにやら勝浦ですごいお祭りがあるみたい。ってことで現地行ってきました。
その名も「ビッグひな祭り」
どうやら2月23日から3月3日にかけて、とにかくお雛様特化のイベントらしいです。
勝浦会場
勝浦の街中を使ったイベント会場です。他にも町はずれに何かあるっぽいですが、今回は時間なかったので、街中集中で見てきました。
墨名市営駐車場
勝浦の漁港近くに無料の市営駐車場があります。無料の!!
これでもう神イベント確定ですね。無職に優しい無料駐車場。大好きです。
しかし、ここは土日には満車になるっぽいのです。でも大丈夫! なんか至る所にスタッフさんがいて、駐車場の案内をしてくれるみたいです。第7駐車場くらいまであるみたい。車が多い時も安心ですね。
墨名交差点
一番有名なのは「遠見岬神社」というところらしいですが、途中に車内から気になったところがあるので、そちらを先に見に行きます。
うおー、でっけーひな壇。
これがメインでもいいくらいの存在感です。約1000体のひな人形だそうです。スタッフさんがイベント案内のパンフレットを配ったり、道を教えてくれたりしています。
奥義、一眼レフの人の後ろから撮って画角を盗むの術。
勝浦中央商店街
墨名交差点から遠見岬神社方向に進むと、勝浦の街中に入っていくことになります。街中はどこもかしこも、ひな祭り状態。
本屋も
米屋も
至る所に工夫を凝らしたひな人形がいっぱいあります。
遠見岬神社
商店街を進んだ先に、見えてきます。すんごいひな壇が。あれが遠見岬神社か!
最前列まで行って撮れました。平日なのに人がすげーっす。
60段の石段に約1800体のひな人形だそうです。しかも17:00にはライトアップもするみたい。ん~、夜まで粘ろうかな?
街中散策
このまま駐車場に帰るのも惜しかったので、ちょっと街中を散策。無職は運動不足なので、なるべくお散歩したいと思います。
カラー別ひな人形
テーマカラー毎に統一されたひな壇が町のどこかに隠されています。
ブルー、オレンジ
グリーン、ピンク
アナタの推しは何色?的な企画みたいです。
出水覚翁寺
遠見岬神社から東にずっと歩くと、またでっかいひな壇。
これも約600体ものひな人形で出来ているそうです。もうここまでで3000体くらいのひな人形を見たことになりますね~。
街中のひな壇
街中を気を抜いて歩いていると、突然ひな壇が飾ってあります。気に入ったのをいくつか紹介。
お店の横の階段を使った「ミニ石段ひな壇」。気が付かずスルーしかけてしまうくらい何気なく飾ってあります。気が抜けない。
竹を使ったひな壇。「和」って感じで良きですね~。
川の堤防にもひな人形が飾ってありました。
古い建物があちこちに
以前、佐原に散歩に行ってから古い建物に敏感になりました。
ここ、勝浦も歩いていると、とても古そうな建物がありました。
旅館「松の家」
江戸時代に創業された老舗の旅館です。
建物は昭和初期のものらしく、国の登録有形文化財になっているそうです。
ここでも、昔のひな人形が展示されていました。
銭湯「松の湯」
なんと千葉県で最古の銭湯だそうです。創業は大正やら明治やら言われています。
今も現役で営業しているらしいのですが、残念ながら定休日。今度来たときは是非入ってみたいですね~。
延命地蔵堂
覚翁寺のひな壇近くにあったお堂。
石造りだったので、大正初期のものかな?と調べたら、なんと明治28年建立だそうです。びっくり。
中は「吊るし雛」という、これもひな祭りモードになっていました。
他にも街中にはずいぶん古そうな建物がちらほら。お祭りが終わって落ち着いたらまたゆっくり歩いてみるのもいいかもですね。
勝浦市芸術文化交流センター「Kuste」(キュステ)
街中の会場から少し離れたところにある文化センターにも見どころがあるということで車で移動してみました。
日本最大級の享保風雛
でっかいひな人形。これぞまさに「ビッグひな祭り」
「日本最大級の享保風雛」というやつらしいです。説明が小さく載っていました。なんでこんなに目立たない所に書いてあるんだろう? 頭じゃなく心で感じろってことですかね?
カラーひな人形
カラー別ひな人形、最後の色が。レッドとイエローです。
年代物のひな人形
江戸時代から平成まで、時代ごとのひな人形が飾られています。
江戸時代
明治時代
大正時代
昭和時代
平成時代
ひな人形の説明をしている人いました。たぶん、ボランティアの人かな? 人見知りが発動して説明は聞けませんでした。そもそも、ひな人形の知識が無いので、聞いても分からなかっただろうしなー。もっと勉強してから行けばよかった。
孟宗竹書画彫刻
これは「ビッグひな祭り」とは関係ないと思うのですが、Kusteの二階でちょうど展示会みたいなものがやっていました。
大きくなった孟宗竹を使って、日本画をトレースして彫刻で浮き上がらせる芸術品みたいです。竹への墨の染みこみ具合で色を変化させることが出来るみたいです。
平面と立体の中間みたいな魅力がありますね。ちょうど見れてラッキーでした。
感想
今回も思い付きで行ってしまったため、120%楽しめたかと言われれば、全然まだまだだったと思います。少なくともひな人形の軽い予習くらいはしてから行けばもっと楽しめたな~。
やっぱり、旅行を120%楽しむためにはある程度の知識がないとですね。でも、逆にこれが勉強するきっかけになるとしたら、それも良いかもしれません。来年また楽しむ伸びしろができたってことですね。
あと、本当に残念だったのは行きながら車の中で昼飯を済ませてしまったこと。勝浦の街中にはめちゃめちゃ美味しそうな食べ物屋がいっぱいありました。食べたかったな~。
イベントとしては、町全体で盛り上げていて最高。街中をひな人形探して歩くのは「宝探し」と「スタンプラリー」みたいな楽しさがありました。そして、歩いている間に勝浦の街の魅力を味合わせてくれました。
なにより、スタッフさんが笑顔で親切だった。これが素晴らしい。
また来年も来てみようと思います。
おまけ
町の中にあった「無料休憩所」では勝浦をロケ地につかった作品の紹介がされていました。
あと、移住支援の資料もありました。いい街だったし、ちょっと惹かれてしまうな~。
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