今回の無職さんぽの行先は
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どどん!
北総の小江戸こと、水郷の町「佐原」です。
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道の駅、川の駅「さわら」
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まずは車旅の拠点、道の駅に入ります。
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でっかい俵の鯉がお出迎え。
遊歩道
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道の駅の裏手には遊歩道があり、川の町、水の町といった風情を楽しめます。
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裏の水辺は関東最大の河、「利根川」につながっています。
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白鳥、ではないですね。アヒルが生息しています。
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けっこう近くまで寄ってきてくれるので接写できます。人に慣れているのかカメラ向けても逃げませんね。
グルメ
またもや突発で思いついた小旅行。朝は早めに出たのですが、思ったより遠くて着いたのはお昼ちょっと前。
道の駅でお昼食べてしまうことにしました。観光地のご飯は高そうですしね。無職は節約。
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「温玉ぶっかけうどん」と
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「温玉すき焼きうどん」です。
うどんはコシがあって、見た目以上にお腹が膨れました。おいしかったなー。
町中へ、と思いきや
腹も膨れたので、さっそく小江戸の町並みを見に行こうと思いましたが、すんごい混んでいたので、一度別の観光スポットへ。
お昼時も過ぎれば空いてくるだろうという算段です。
どうやらこの時、町中では山車が出ていたみたいです。そういえば、祭囃子が聞こえていたような。
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水郷佐原あやめパーク
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利根川を渡った先にある、「水郷佐原あやめパーク」です。
もちろん、あやめは6月の花なので季節はずれています。しかし、あやめのピークの季節には入場料800円のこの施設、季節を外せば安く入れるのです。今日は200円で入れました。
散歩道
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すべての花の季節をずらしてしまったので中は閑散としています。2~3組しかお客は居ませんでしたね。ほぼ貸し切り状態です。
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唯一咲いていたコスモス。
トイレ
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この建物、トイレです。小江戸にふさわしいような外観にしてくれてますね。
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「トイレ」と呼ぶより「厠」と呼びたくなりますね。
水路
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パークの中には水路がめぐっています。常に水が傍らにあって、歩くのに気持ちが良い。
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水路に空が写りこんでいい感じ。見えるかな?
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あやめの季節には、このパーク内の水路を船で楽しめるみたいです。
運河
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パークの外には「常陸利根川(ひたちとねがわ)」につながっている「与田浦(よだうら)」が隣接しています。
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こちらはパークの外にある十二橋めぐりの船。
あやめのシーズンに来ればこの船で、古い水路にかかる十二の橋を見学に行けるそうです。シーズン以外の時も電話で予約すれば出してくれるみたいです。
小江戸の町並み
ついに北総の小江戸とまで呼ばれた町並みを拝見していきましょう。
結局、「町並み観光駐車場」という大きな駐車場があるのですが停められなかったので、お昼を食べた道の駅に車を停めて、そこから歩きました。やっぱり、土日は混むらしい。
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小野川沿いの街並み
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小野川を北から散策します。もともと佐原は、江戸時代の中期から昭和の初めまで、この川を使った物流の拠点として繁栄した町です。
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まだ、町並み中心部には遠い所ですが、風情のある建物がちらほらと。
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コスモスと河。そして柳。これは江戸ですねー。
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「開運橋」です。だいたいここから南が本格的に小江戸の街並みです。
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道の傍らには、なんか古そうなオブジェが設置されてます。これは、江戸時代のものか?んなわきゃないか。
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このお地蔵様でも入っていそうな祠のようなもの、実は消火栓です。こんな演出もされてて、この地域の心意気を感じますね。
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まるで異世界のような町並みですねー。水の都「佐原」。
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すんごい古そうな蔵と店構え。むかしのお醤油屋さんらしいです。河から運んできた荷物を蔵に納めていたみたいです。この建物は天保3年(西暦1832年)に建てられたものだそうです。江戸時代の建物残ってるの凄いですねー。
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千葉商船さんの本社ビル。これも江戸ではないですが、歴史を感じる建物ですねー。実は平成30年に建てられたものですが、佐原の町並みに溶け込めるように考慮して5年かけて造られたそうです。昭和初期の洋館をイメージしたとのこと。
伊能忠敬 旧宅
伊能忠敬は日本で初めて、実測による日本地図を作った偉人ですが、彼が17歳から50歳まで住んでいた家がこの町並みにあります。
パンフレットには「伊能忠敬が30年余りを過ごした江戸時代の店舗の一部と表門、土蔵がそのまま残されています」と書かれています。まさか、本物の江戸時代の建物?
それにしては、かなり立派で綺麗な気が・・・。さすがに改築なり補修なりされてるでしょうけど、江戸時代の大商人の自宅がどんな雰囲気だったのかといのは見ることが出来ます。
土日のせいか、そこそこ人がいたので中は写真が撮れませんでした。
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中庭にいた忠孝さんをパシャリ。「この一歩から 測量の日」とはカッコいいですね。
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ちなみに、この旧宅のすぐ表に有名な「樋橋」 があります。別名「ジャージャー橋」。最近CMにも使われて有名な橋ですが、こちらも人が沢山いたので写真は撮れず。また来ます。
おやつ
町並みの中心にある「忠敬橋」の左右にも古い建物が並んでいます。
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この建物は明治28年(西暦1895年)に建築。創業は文化元年(西暦1804年)の老舗呉服店だそうです。130年前の建物が普通に使われてるの、感覚がずれてしまいますね。
さて、この佐原の町並みは散歩にとても都合がよくなっており、美味しそうな食事処、おしゃれなカフェなどが多く散在しています。正直、道の駅で昼食べないで、こっちで食べればよかったー。
今日のところは、美味しそうな和菓子屋さんを見つけたので、そこでオヤツと行きましょう。
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お菓子司「虎屋」さんの「どらやきバター」と「シャインマスカット大福」です。もう店の名前から美味しい。お店の前に食べられるスペースを用意してくれているので、座って味わえます。歩きっぱなしだったから甘いのが体に染みこみます。
明暦三年(西暦1657年)創業の老舗。お菓子の伝統を一子相伝で受け継ぎ350年以上。今の当主は19代目になるそうです。
旧三菱銀行 佐原支店
「忠敬橋」をすこし東に進むと「三菱館」とよばれる立派なレンガ建築の建物があります。
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正式には「三菱銀行佐原支店旧本館」だそうですが、入り口には「川崎銀行」と書いてあります。これはもともとは「川崎銀行佐原支店」として作られましたが、川崎銀行が三菱銀行に合併。その後、平成元年に銀行の新店舗が出来たので、使わなくなったこの旧店舗を香取市に寄贈して観光名所として使われるようになったそうです。
隣に併設されている「佐原町並み交流館」から内部に入って見学することが出来ます。
そして、この交流館の中には町並みのミニチュアのようなものが展示されています。
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明治25年(西暦1892年)建築の「中村屋乾物店」さんのミニチュア。
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こっちが本物。そっくりですねー。
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他にも「忠敬橋」交差点にある「中村屋商店」さん。
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さっきの老舗呉服店「福新呉服店」さんと、その近くの「正文堂」さん。
まだまだ見切れていない町並みがありそうですが、もう2時間近く歩いてるのでここらで無職の足が限界になってしまいました。
本当に時間を忘れて歩き回ってしまいました。暑くなければ散歩も気持ちいいものですね。
感想
いやー、佐原おもしろい!
まさに江戸時代の雰囲気の欠片を楽しむことが出来ました。今回は、タイミングが悪く?人が沢山いたので船に乗るとか、川辺のカフェでまったりとか出来なかったので、また空いてそうな平日にでも行ってみようと思います。
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あと、このブログを書いてる時に気づいたのですが、道の駅で無料でもらえるパンフレットがめちゃめちゃ優秀。このパンフをもっと読み込んでから町並みに行けば、2~3倍楽しめた気がします。
食べ物のおすすめの店や、古い建物の説明、もちろん地図。あとは周辺の観光名所の紹介も書いてあります。やっぱり、由来や歴史を勉強してから見れば、全然感想が違いますよね。
どうせ、香取神宮とか行けなかったので、また行こうっと!
おまけ
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株とかやってる人には大好きな名前のお店がありました。
「きんり」ではなく「かねり」と読むそうです。残念。
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