無職さんぽ 房総の彼岸花めぐり

 またも南房総にドライブに行ってきました。今回は季節的に彼岸花の隠れた名所を回ってみます。

 いつもの館山に向かう道を途中で離脱して、「長狭街道」という街道を東へ進みます。

佐久間ダム湖

まずは佐久間ダム。この湖の周りに彼岸花がたくさん咲いているという情報をゲット。

 けっこう広いダム湖ですが、半周くらい彼岸花が咲いています。残念ながらちょっと来るのが遅かったので、半分くらい枯れ始めていましたが、十分赤くて綺麗

 ダム湖を周回する道路の脇に群生しているのを車内からパシャリ。

 なんとこの季節にが咲いていました。調べたところ「冬桜」の一種で、一年に2回花を咲かせる種類があるそうです。きっと、その仲間なのでしょう。

 思わぬ収穫です。

桜と楓のコラボ。エモいですね~。

大山千枚田

 次は「大山千枚田」。鴨川市にある美しい棚田に彼岸花が咲いているそうです。

 正直、鴨川市はシーワールドしか知らなかった。

 駐車場は無料で、けっこうな台数が止められます。出入口が狭いので気を付けましょう。すれ違いできないです。

棚田の合間に咲く彼岸花。

 平成22年に当時の天皇陛下が視察に来られた際にお読みになった和歌が刻まれた石碑。

「刈り終へし 棚田に稲葉 青く茂り あぜのなだりに 彼岸花咲く」かな? この季節にぴったりの一句ですね。

 ちなみに、10月頃から12月あたりまで夕方ライトアップされるそうです。これは次の機会には夕方に来なければ!

お昼ご飯 「名代亭」さん

 長狭街道をどんどん東に進みます。

 お腹がすいたので、街道沿いにあった定食屋さん「名代亭」でお昼ご飯。適当に選んだ店ですが、店内にはいろんな人のサインや、テレビで紹介された事が貼ってありました。有名なお店だったんですね。

 鴨川市のご当地丼、「おらが丼」。「おらが」とは「我が家」という意味で、「我が店自慢のどんぶり」という、各店がそれぞれ工夫を凝らした一品なのだそう。

 御開帳~。すごいボリュームです。他の店の「おらが丼」も気になりますね。鴨川市恐るべし

 こちらは「天重」大盛り。お米がめちゃめちゃ旨い。地元のお米「長狭米」を使っているそうです。

 地元のお米を地元の水で炊くと最高に美味しいとよく言いますよねー。ごはん大盛りは+100円。ぜひとも!

彼岸花街道

 休憩で立ち寄った「みんなみの里」という道の駅で、ちかくに「彼岸花街道」というのがあるという情報を入手したので行ってみました。 道の駅のすぐ北にある道ですね。 わかりにくいし看板もないのでGoogle先生に頼りましょう。

田んぼの中のあぜ道の両脇にずっと彼岸花が咲いています。

 実は彼岸花には毒があり、モグラやねずみ対策として田んぼのあぜ道に植えられたという説があるそうです。

妙満寺

 最後は勝浦にある「妙満寺」さん。ここが今回、メインの目的地。

 お寺の脇にある彼岸花畑がすごいのなんの! 赤い絨毯です。

 ちょうど天気がなー。さっきまで晴れてたのに・・・。

 彼岸花の上には桜の木もあったので、春の時期も綺麗かもしれません。半年後の楽しみです。

 この彼岸花畑を維持する協力が求められていました。

こんだけ綺麗な彼岸花見れるなら、協力しますさー。

無職のくせに奮発して入れてしまいました。

 この赤い絨毯が綺麗に見られるのは、一週間程度なのだそうです。私が行った時には枯れ始めていた花も見られたので、終わりに近い頃合いだったのかもしれませんねー。

感想

 今回の房総半島旅も素晴らしい景色が見れて大満足でした。

 今までは館山くらいまでしか行っていませんでしたが、もっと足を伸ばして鴨川や勝浦も見どころがありそうですね。まだまだ房総半島へのドライブは続けないといけないみたいです。

 彼岸花は学名「リコリス・ラジアータ」と言うそうです。なんかかっこいいですね。


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