住民税の申告とは
住民税とは住んでいる自治体に毎年納める税金です。
納める金額は前年の収入によって変わるため、市区町村の役場に前年の収入を報告する必要があります。
所得税については無収入ならば原則として申告する必要がないみたいですが、住民税は申告しないと自治体の方で収入がなかったのか確認ができないため、無収入でも申告が必要です。
ただし、無収入でも確定申告をした場合は申告しなくても大丈夫です。(確定申告の情報が自治体に伝わるため)
申告しないとハガキが届く
確定申告をしなかった場合、同じ時期に役場に行って収入の申告をしないといけません。しかし私は無知だったので、それを知らず完全にスルーしていました。
すると、7月中旬のある日一枚のハガキが役場から送られてきます。そこで初めて「ああ、無収入でも申告しないといけないんだー」って知ったのでした。
ちょっと調べたところ、市町村によっては無収入の場合は申告しなくてもいいところもあるみたい?
このハガキをスルーすると、おそらく無収入なのに住民税を払わなければならなくなると思います。無収入おじさんにっとってそれは一大事。
役場からのお知らせ系は面倒くさがらず、必ず確認しましょう。
申告はかなり簡単
役場に行けば、申告の手続きはかなり簡単でした。時間にして10分もかからないかも。
必要なアイテム
ハガキには必要書類として、
①本状(申告のハガキ)
②個人番号のわかるもの(マイナンバーカードとか)
③昨年中(1月~12月)の収入または所得がわかるもの
④昨年中(1月~12月)の控除がわかるもの
と書かれています。①と②は簡単ですが、③と④はどんな書類を持っていけばいいかわからないよーって思いますよね。私もわかりませんでした。
しかし、無収入の場合は③④どちらも必要ありませんでした。
③は無収入ならばそもそもないのと、④は収入0円だと住民税も0円なので控除なんて必要ないからです。
手続きの流れ(私の場合)
まずは役場の「市民税課」というところに行きます。場所はハガキに丁寧に書かれていました。
同じタイミングでハガキをもらった人も多かったのか、何人かが待っていたのでそこに並んで待機します。
私の順番になったので窓口の人に、「ハガキをもらったので申告に来た」「前年に収入はない」ということを伝えると「無収入なら手続き簡単です」と言われ書類を一枚渡されました。
書類に氏名、住所、マイナンバーなど基本情報を書き込んで、収入のところに0円と書いて終了。
申告の受付済証をもらって帰宅しました。
無収入で確定申告しない人は注意しましょう
私は今年で無職無収入3年目になりました。無職3年生のくせに今更住民税の申告について学びを得ました。
というのも、私は無職2年目のときには「確定申告」をしていたので住民税の申告は必要なかったのです。(微々たる額ですが配当控除のためにがんばってみた)
今年はいろいろ事情があったので確定申告しなかったのですが、「無収入なら申告なんて必要ないでしょう」と思っていました。所得税と同じシステムだと思っていたのだと思います。
無収入でも住民税の申告は必要!注意しましょう。
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